世界一安全な航空会社

…前回の話から全く外れ、東上野とは全然関係ない話題です。ちょっと書きたかったので。。。

先週末出張に行っておりました。しかもはじめて、羽田を通らない飛行機に乗りました。
神戸→札幌という、おそらく二度と乗らないパターンで。夜出発なので乗り込んだらすぐ寝ようと考えていました。
そんなとき、まだ出発前なのに機長のアナウンスが。
「機長の山形と申します。みなさま、本日は、世界一安全な航空会社スターアライアンスメンバー、全日空をご利用いただきましてまことにありがとうございます」
以前から全日空の名物機長としてかすかに記憶していたのですが、はじめて遭遇しました。

アナウンスは延々（大げさですが）２分ほど。記憶に残っているところですと、
「全日空の優秀な地上係員と整備士の努力により、当機は定刻より前に出発準備をすることができました」
「ただいま当機はかん～～～ぺきな準備を整えまして、管制塔から離陸の許可を待っております。」
とか。
…普通、自分の会社の人を優秀なとか、自分のやっていることを完璧だとかは言わないと思います。
でもよく考えますと、飛行機って乗ったら最後機長を始めとしたクルーにある意味命を預けているわけです。そうであれば、彼らは完璧・優秀でなければ心配です。
でもって、
「離陸してまもなくゆりかごのような心地よい揺れが続きます。また天使の気紛れで突然の揺れが起こる場合もあります。しかし、飛行にはまっ～～～～～たく影響がございませんので、どうぞご安心ください。」
…天使の気紛れ・ゆりかご。。。絶句でした。楽しい気分で。
あとは断片的ですが、雲を抜けるとかすかに夕日が残っているとか、神戸の夜景がきれいだとか、真ん中の座席からは見えないから心の目で見てくれとか、とにかくしゃべりまくり。
しまいには「それでは一句」と俳句を披露されました。さすがに記憶できず。。

そんな感じで離陸、キャビンアテンダントからも「機長の指示により客室の明かりを消します」となっちゃうし、なんだか寝てる場合じゃなくなっちゃいました。

その後しばらくは静かな機内でしたが、着陸するちょと前にまた機長からいろいろとお言葉と俳句があり、着陸してからは札幌の見所紹介と、
「副操縦士によるか～んっぺきな着陸」なるフレーズが。副操縦士が操縦しているから機長はマイクに専念できるわけでありました。

最後は、「見えにくいところからですが、みなさまをお送りさせていただきます」
…ということで、ようやく写真。降りたあと振り返ると、機長席方向にはこんな風景が。

夜でぶれてよく見えないですが、山形機長、乗客が降りている間ずっと両手で大きく手を振っていました。ずっと。
こんなアナウンス、ほかで一切聞いたことありません。まず間違いなくまた乗ってみたいと思わせるでしょうね。乗客全員に。
どうやらこの機長、もう定年を超えていらっしゃるらしいですが、シニアとしてご活躍されているようです。ほかのブログを検索すると、その多くが大阪方面行きか大阪方面からの便でして、残念ながら羽田発着はないようです。
ですからまた乗るにはちょっとハードルが高いのですけど、いつかまた出会いたいです。
以上、どうしても書きたくて書いちゃいました。次回は東上野のことを…

ブログネタ: ５月病になったことがありますか？

ありません。もう５月病適齢期から何十年とたっていますので曖昧ですが…。
新入社員のときは、そんなこと考えられないくらいジャンジャカ働いていた、ような気がしています。
立ち止まって考えたのは、むしろ２年目、後輩が入ってきてから。人の振り見て我が振り直せ、いろいろ悩みました。たいしたレベルじゃないですが。
まあ少しだけですけど、悩んだのは５月です。。。